仮称
世界は、まるで誰かの手で削り取られたかのように、ぽっかりと“空白”を残して崩れはじめた。
名もなきその穴は、やがて人々にこう呼ばれる――「クリプト」。
空洞の底から湧き出すのは、異質なる“何か”。それは現実を、静かに、確実に侵しはじめた。
やがて、どこからともなく「呪眼」という力が人々にもたらされる。
ある者はそれを祝福と信じ、ある者はそれを武力と讃え、ある者はそれを呪いと恐れた。
――それが、人を守る力なのか、人を壊す道具なのか。決めるのは、使う者自身だった。
豊富なイベント演出とキャラ同士の会話により、一本の長編ドラマとして楽しめます。
それはある人の祝福、ある人の呪い。キャラクターごとに異なる“呪眼”によって、戦闘の駆け引きや戦略、ストーリーに深みが生まれます。
あなたの選択によって、物語は異なるラストへと向かいます。すべてを救う道は、存在しないかもしれない。
ターン性コマンド式RPGで、各キャラクターの特性を活かして戦おう。